今回はループイフダンのやめ時について解説します。
ループイフダンの稼働を止めるタイミングは、資金量や為替レートなどを考慮する必要があります。これは、稼働を開始する時には決めておかないといけない事です。
目次
チャートから見える必要資金とやめ時
チャートでやめ時を確認
それでは、下記チャートを見てみましょう。
豪ドル円の約20年分の月足チャートです。
豪ドル円は長期でレンジ相場になってます。下の青線は60円、上の青線は100円です。
この間で行ったり来たりしているので、豪ドル円の買いで運用している人は100円で稼働を停止するのがセオリーです。
しかし、これに資金量を考慮して考えていかないといけません。
必要資金が足りているか
それは、史上最安値まで耐えれるかと言う事です。
100円まで行かず手前で下落局面になった場合、やめ時のタイミングを損ねて史上最安値まで耐えれないという状況になる可能性があります。
相場経験の長い上級者になると、豪ドルの動きと高値安値がチャートを見なくても分かるようになっているはずです。
初心者の人はループイフダンを稼働させる前に、必ず長期チャートを見てから戦略を立てていく癖をつけましょう。
このブログでは、各資金量でのループイフダンの始め方を解説しております。
為替レート次第では稼働を停止
50万円で豪ドル円を稼働させた例で解説していきます。
この条件で始める為には、下記レートから稼働させる必要があります。
資金50万円でループイフダンを始めるには
- 豪ドル円B100は82円から稼働
- 豪ドル円B80は79円から稼働
- 豪ドル円B40は71円から稼働
上記のようにシミュレーションしたのであれば、稼働させた直後に高騰したのであれば稼働を止めるべきです。
これがコロナショックの時のように、急落してから上がって来たのであれば資金量が増えているので、再計算して一括決済するかどうか決めるのが良いでしょう。
それ以外にも、ファンダメンタルズも考慮する必要があります。
管理人のデモ口座は稼働停止が正解
管理人のデモ口座の状況
下記、管理人のデモ口座の状況です。
これは、300万円でドル円B10を稼働させた管理人のデモ口座です。
下記、残りのポジションです。
8ポジション未決済で評価損益がマイナスですが、スワップが貯まっていた為プラスで稼働を止めれる状況です。
デモ口座ですので、管理人はやめません。このまま稼働させる事で、ネタになりそうですし(笑)
必要資金が足りていないのが理由
リアル口座なら、管理人はやめますね。理由は、シミュレーションもしていなく史上最安値まで耐えれないからです。
大事な事なので、2回言います。
リアル口座なら、管理人はやめますね。
ファンダやテクニカルなんて難しい
どうせ分からないなら勝ち逃げ最強!
正直、為替レートなんてどっちに行くか分からないんですよね。
まずは、ファンダメンタルズを考慮するとドル円は上がります。
アメリカの利上げ示唆、要するにテーパリングの影響があります。
長期的にはドルは上がると予想されます。個人投資家もこの事実で買っているのではないでしょうか。
だからこそ下落するかもしれないし、裏の裏を掻いて上昇し続けるかもしれません。
だから、管理人はループイフダンを一旦やめます。
勝ち逃げする事が最強なのではないでしょうか。
ルールを守って再稼働しよう
そして、今度こそしっかりシミュレーションして無謀な設定をしないようにします。神様、有難う御座いましたと思いながらです。
そして、残った資金でドル円での再稼働の時期を待つか、他の通貨に目を向けるという選択もできます。
もちろん、デイトレード口座に資金を移したり、出金して使ってしまったりできます。ループイフダンの稼働を止めた後は、人それぞれですね。
ループイフダンを再稼働させる人は、下記記事を参考にしていただけると幸いです。
まとめ – 稼働前にやめ時も決めよう
まとめ
- 稼働させる前に、必ず出口戦略を立てよう
- 資金量が増えた後なら、勝ち逃げ最強
- 他の通貨に目を向けるなど、次の戦略も立てよう
本日も、最後まで読んでいただき有難う御座いました。