今回はループイフダンで取引数量を上げる時の方法と注意点を解説します。
取引数量はロットとも呼ばれ、1,000通貨は1ロットです。
ロットを上げると言う事は、今まで1,000通貨で取引をしていたが、これからは2,000通貨で取引をすると言う事です。収益も2倍になりますがリスクも2倍になるので、やみくもにロットを上げるのは大変危険です。
しかし複利の効果は絶大ですので、しっかりと検証を行ってロットを上げていきましょう。
ループイフダンでロットを上げる
下記、資金10万円でループイフダンを始める設定です。
豪ドル円B100なら、65円から1,000通貨で運用可能です。
これが資金20万円になれば、65円から2,000通貨で運用可能になります。
ただし65円以下でしか稼働させない設定ですので、管理人ならロットを上げず資金20万円の設定プランで運用します。
では、どの程度資金が増えたらロットを上げるべきなのでしょうか。
管理人は資金100万円を超えたらロットを上げる事を検討します。なぜ検討するレベルなのかは、他にもプラン立てができるからです。
- プラン①:ロットを上げる
- プラン②:値幅を狭くする
- プラン③:1,000通貨を2つ稼働させる
- プラン④:そのまま放置する
それぞれ解説します。
プラン①:ロットを上げる
資金100万円だと、50万円のプランで2ロットの取引ができます。豪ドル円B100だと82円から稼働可能で、B80だと79円から稼働する事で55円まで耐えられます。この豪ドル円の80円付近で開始できるのが、資金50万円の魅力です。その倍の資金100万円なら2ロット取引しても安心して運用できます。
なぜ80円付近が良いのかは豪ドル円の中央値だからです。
豪ドル円の約20年間のチャートになります。60円付近と100円付近を行ったり来たりしているのが分かりますね。この中央値より下でループイフダンを稼働させ、中央値より上では稼働を止めるというプランを立てる事ができます。
プラン②:値幅を狭くする
50万円の設定で豪ドル円B80を稼働させている場合、100万円になるとB40に変更するプランもあります。早速Excelで検証してみましょう。
途中省略していますが、62ポジション保有でき、55円台で強制ロスカットされる事がわかります。
やはり79円以下で始めると、低リスクで運用する事ができますね。値幅を狭くするメリットは、約定回数が増えて投資をしている実感が湧く事です。B80では1週間に1~2回しか利益が出ませんでしたが、B40なら1日に1回は利益がでるのではないでしょうか。日々の幸せに繋がるので、精神衛生上にも良いと言えるでしょう。
プラン③:1,000通貨を2つ稼働させる
理屈的には値幅を狭くするのと同じですが、管理人の1番のオススメです。1番のメリットが、片方だけ運用を停止する事が出来る事です。豪ドル円B40を1つ稼働すると、稼働を止める時はすべて止める事になります。B80を1つ稼働し、40銭下がったところでもう1つ稼働させる事で、B40と似た取引ができます。急な出費などで資金が必要になった時に、1つ止めて50万円出金する事もできます。自由度が高いので、複数稼働はオススメです。
プラン④:そのまま放置する
複利の効果は得られませんが、豪ドルB80だと90円から最安値の55円まで耐える事ができます。
Excelで検証してみたのでご覧ください。
なんと54円割れまで耐える事ができます。ループイフダンを何十年も稼働させる前提なら、そのまま放置するという選択肢もありますね。いずれ100円から55円まで耐えれるくらいの資金量になれば、完全にほったらかしできるようになります。それまでは90円以上で稼働をストップする必要がありますが、頻繁ではないので比較的忙しい人向けのプランです。
まとめ
ループイフダン豪ドル円でロットを上げる時は資金100万円になったら検討しよう。値幅を狭くするより複数稼働の方がオススメ!
本日も、最後まで読んでいただき有難う御座いました。